HOME  > コンテンツ  > 賃金制度の基礎知識  > 成果主義とは

成果主義とは

成果主義とは、単に「会社の利益に貢献してくれた社員をより高く評価し、認めてあげること」だけであり、それ以上でもそれ以下でもないのです。

成果主義とは

成果主義に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「成果主義は役に立たない」、「日本に成果主義は馴染まない」といったマイナスのイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。その理由としては、多くの企業で「流行りの成果主義と呼ばれる制度をとにかく導入すれば、コスト削減が図れる」、「成果主義は、総額人件費を抑制できる便利なツール」というような間違った認識の下で安易に導入されてきたためと言えます。

成果主義とは、特に決まってはいませんが、一般的に「成果に応じて評価し、給与格差を付けること」と考えられているようです。

しかし、この成果主義の一般的な定義は間違っていると言わざるを得ないでしょう。

成果主義とは、単に「会社の利益に貢献してくれた社員をより高く評価し、認めてあげること」だけであり、それ以上でもそれ以下でもないのです。経営の観点からすれば、成果主義とは、目新しいものではなく、ずっと古くからある当たり前の発想・考え方なのです。

そうであるにもかかわらず、成果を単に数値化しただけで評価したり、評価対象を無理やり個人に落とし込んだり、給与を上げさえすれば社員がやる気を出すだろう等というような間違った解釈が、単なる結果主義に陥らせ、成果主義の導入を失敗させてきたと言えるでしょう。

考えてもみて下さい。成果とはすべて数値できるものばかりなのでしょうか?成果を求める単位は個人単位ばかりではなく、グループ・組織単位で行う方が自然なケースもあるのではないでしょうか?この物に恵まれた時代に、給与が多少上がったからといってモチベーションアップにつながるのでしょうか?

また、その成果に対する評価方法について頭を抱える企業も多いようです。しかし、実は評価方法だけで言うとそう難しい話ではありません。(考課者は定期的に考課者訓練等を受ける必要はありますが)

最も重要な事は、考課者(経営者・管理者)と被考課者(部下)の間でどれほどの信頼関係を結べているか、の一言に尽きます。

よく聞く失敗例の多くの原因は、「社内の評価シートに基づいて点数を付けて、その総合点で評価するやり方」ばかりに考課者(経営者・管理者)が頼り切ってしまい、被考課者(部下)との人間関係がほとんど築けていない状態で評価してしまっている点にあります。このような評価シートに頼り続け、部下と真摯に向き合わずにいれば、経営者・管理者としての組織のマネジメント能力が落ちていくのは当然なことではないでしょうか。裏を返せば、日本中の企業で、経営者・管理者と部下との人間関係がどれほど築けていないのかが分かることでしょう。

一番大切な事は、組織の中で信頼し合える人間関係を築くことであり、それは今も昔も、今後とも変わることはないのです。

お電話でのお問い合わせ(平日9:00〜18:00)
042-513-4970
メールでのお問い合わせ
プリンタ用画面
前
賃金制度のトレンド
カテゴリートップ
賃金制度の基礎知識
次
成果主義のうまい活用方法

menu

社会保険労務士(社労士)による 就業規則作成 変更 解雇・労働問題の未然防止 社会保険 労働保険 賃金制度 労務相談 労務管理 労働基準法の解説他
立川市 八王子市 他 東京都(東京)全域 横浜市 川崎市 相模原市 他